アフリカの卒業生

ウガンダ

ホゼマリ・キジト
(男性:2000年卒業) 総合的開発のための聖パトリック・センター(SPACID)

2003年にキジト神父が設立したSPACIDは、コンゴ民主共和国国境近くのキャングワリ難民居住区内にある支援訓練センターです。センターは循環型の持続可能な農場でもあります。ルワンダ、ブルンジ、ソマリア、スーダン、エチオピア、コンゴ民主共和国からの難民に加えて、ウガンダの国内避難民がここで共に暮らしています。
「アジア学院に行く前から難民の支援はしていましたが、食べ物を提供していただけでした。帰国後は、自給自足ができるようにと農地を用意し、そこで育てた食材を使っています。今では難民たちもトウモロコシを育て、ヤギやウシなどの飼育をしています。私は資材を提供するだけです。自分たちで働いて成果を得てほしいのです。養鶏は大きな鶏舎で色々な品種の家禽類を一緒に育てています。種の隔てなく七面鳥も鶏も他の鳥も互いの卵を温め合っています。すごいでしょう!これを難民たちに見せて、異なる部族や民族でも共に生きることができることを教えています。ここでやっていることは、すべてアジア学院で学んだことです。神父として書物や祭壇から少し離れて、今は人々と共に働くことを第一にしています。彼らと共に生活を良くしようとしています。高見先生が始められたアジア学院の夢に、私が少しでも貢献できるのはこんなことです。」

リベリア

ミヤタ・ロバーツ
(女性:1999年卒業) キリスト教共同体(CCC)

アジア学院の研修後、クレイ州にある25haのコミュニティー農場に赴任しました。ここでは養豚、養鶏、野菜栽培を行い、各家庭及び地域単位の食糧生産の指導をしています。第1期生は女性300人。農業に加えて裁縫、製パン、石鹸作り、整髪、内装なども指導しました。内戦が始まった時は、生きるために逃げ回りました。家財すべてを数日のうちに失くしました。2003年からは、11ヶ所の国内避難民キャンプを管理してきました。特に暴行や性的虐待を受けた女性や少女を中心に、トラウマ・カウンセリング、医療、技術訓練、小規模ローンなどを5000人以上に提供してきました。内戦が終わった頃には村々は完全に破壊され、住民たちはゼロからの再出発を強いられました。2006年からは、このような村々を訪問し農民グループを作り始めました。CCCは村落30ヶ所にグループを立ち上げ、技術指導を始めました。リベリア国内でCCCの恩恵を受けていない人はいないでしょう。

カメルーン

ビリアン・ニョイキガン
(女性:2002年卒業) 計画的人道支援サービス(SHUMAS)

アジア学院で学んだことを活かして所属団体を強化し、農民の収量をあげました。また、小規模融資と小規模事業経営を導入して6000人の農家の女性を支援しています。また、SHUMAS循環型有機農場及びデモンストレーション・センターという有機農業試験計画を始めました。目的は短期と長期の講座を開いて、毎年2000人の農家に有機農法を教えることです。最近は、身体障がい者のリハビリテーション施設を設立し、小売や流通の研修を通して自立を促すこともしています。湧水池から傾斜地形を利用した8つの水道を引き5万人に上水を供給することもできました。今も農村の学校建設や整備を支援したり、大人のための識字教育、環境教育、植林、持続可能な農業等のプログラムを地域の27項で行っています。献身的なカメルーン人スタッフが主体ですが、海外からのボランティアの参加も歓迎しています。