アディアム・レゼネ・ベルハ

ARI ニックネーム:アディアム

エリトリア

エリトリア農業省

農業指導員

“コミュニティの変化に携われることをうれしく思います、そして科学技術を導入することにより、食の安全性を向上させていくことができたらと思います。しかし同時に、よりよい方向に成長するためには、これまでの伝統と科学的な見解を統合していくことも要求されており、それにより持続可能な結果が生まれるのです。”

Adiamは、エリトレア農業省Tsadaキリスト教支部に勤務する作物栽培学の専門家です。彼女が支援しているコミュニティは、2つの主要部族(Tigre族とTigrigina族)にわかれていますが、人々は長い間お互いに円満に暮らしています。住民の多くは何らかの形で農業に従事しており、小規模農場、灌漑、または家畜飼育(もしくはそれらの混合)で行っています。作物栽培学の専門家としての職務では、新たな農業技術に関する知識を普及させることによる事業者の育成や、種子、穀物、野菜などの配給を行っています。食物の安全に関する課題は、水不足、輸送問題、時代遅れの農業技術などと合わせて、国が直面している極めて重要な問題となっており、同様にこれは、1991年の独立以降の国の成長を押し止める大きな実態として、国の人口を支えるための農産業の構築を発展途上のまま留めています。

Adiamは土着の伝統と科学技術の融合を非常に大切に考えています。これがアジア学院への期待に繋がっており、社会経済的で社会文化的な観点を取り入れたうえでの地方の農村に適したデータ収集法と解析法、技術をシェアすることで生まれる異なった視点での情報、地方特有の伝統的知識と現代技術の融合などについての知識を深めたいと考えています。

エリトレア国農業省の使命は、「食糧安全保障、経済的成長、そしてエリトレア国内における生活様式の向上を目的とした農業分野における科学技術的進歩の創造」(農業省 組織指針)です。アフリカ大陸内では歴史が浅く、政治的また経済的にはいたって初期段階の国家です。農業をもっとも重要な産業としており国民500万人の生活を支えています。地理的には小さな国ですが、この風土と土壌により創られた見事な多様性を備えています。農業省は農業における指導者の育成に力を入れており、それにより現代的かつ能率的な、他に類を見ない持続可能な農業分野を獲得することができると考えています。