ジェセフィーン・アントウィ

ARI ニックネーム:ジョセフィーン

ガーナ

草の根社会経済エンパワーメント

女性グループリーダー

“男性に可能なことは、たいていの場合、女性の方がうまくこなせる。私は女性指導者として自身の能力を実例として世の女性に対しそのように論じてきました。女性も人生を楽しむべきだし、食事の用意のみが女性の仕事のような社会の風潮を変化させていけたらと思っています。”

Josephineはガーナ北部に位置するGberuk村の生まれです。人里離れたこの村では、近くに学校や医療センターはなく最寄りの施設までは12kmも離れています。ごく最近まで、村では日々の生活の糧を得るための農業が営まれていましたが(ヒエ類やトウモロコシなどを栽培)、近年の気象の変化による想定外の干ばつや水害には脆弱で、食糧安全保障に関する問題をなかなか切り離すことができずにいました。しかし幸運なことに彼女の担当地域では、Glassroots Socio-Economic Empowermentの取り組みによりその安定化が図られ、Gberuk 村には有畜複合農業(家畜糞を利用した肥料の使用など)の技術が導入されるようになりました。Josephineは現在この団体の女性指導者、そして農民の指導と女性の権利向上を目指し、カウンセリングやワークショップ等を通して村への支援を行っています。

Josephineを指導者として立ち上がらせるきっかけとなった出来事は、1998年にGberuk村を襲った深刻な干ばつでした。当時、作物はほぼ全滅、「人々は生きるために、周辺に生えている葉や根を食べつくしました、そういった植物に含まれる毒が原因で亡くなったものもいます。」 彼女は将来的にこのような大惨事を未然に防ぐことができたらと考えており、アジア学院では、農業、人に仕えるリーダーシップ、地域社会構築の知識を高めることができると期待を膨らませています。

Grassroots Socio Economic Empowermentは2007年に設立されて以来、ガーナ国内にある地方農村に対して社会経済に関する発展を促進させるための活動を行っています。主に女性支援と時代遅れの技術により貧困に苦しむ農民のサポートに力を入れており、このような人々への支援や自然の恵みに対する感謝の気持ちを育てるためにGSEEは有畜複合農業を提唱しています。支援が行われたコミュニティはこれらを積極的に取り入れ、これまでの農法と並行して生計をより安定させるための取り組みを行っています。