ベニグノ・シモエス・ステパオ

ARI ニックネーム:ベニ

東ティモール

聖心侍女修道会

農業指導員

“私は農家の人々と働くのが大好きです。大学で学んだ知識を有効活用しながら皆と共に働くことは、私にとってもよい経験となり自身が成長する糧となります。”

幼少の頃よりBenignoは農業に没頭してきました。東ティモールBaucau地方の家族に代々伝わる伝統的な農法に感化され、自然科学と作物栽培学に重きを置いた教育を目指したいと、幼いころから決意を固めていました。 大学を卒業した後も農業系の団体でボランティア活動を続け、その後the Handmaids of the Sacred Heart of Jesusが提案する「リトル・ファーマーズ・プロジェクト」のフィールド・スタッフとして参加することになりました。この事業では、小学生を対象に野菜の栽培法などの園芸技術の研修を実施しています。 Benignoはこのような事業をとても重要だと考えています。彼が担当するコミュニティは大自然に囲まれ、大いなるつながりを実感できる豊かな場所である一方、その暮らしは狩猟や食物採取など原始的な方法に限られています。こういった文化や暮らしのスタイルを理解、尊重しながら新たな道を切り開くためには、彼自身が村人の生き方にしっかりと同調したうえで、団体からの支援を受けながら新しい考え方の提唱を試みる必要があります。

Benignoは地域の子供たちへの指導に情熱をもって取り組んでおり、アジア学院での研修を修了した後も続けたいと考えています。ここで学ぶことのできる技術はBaucau地区や東ティモール周辺での持続可能な発展を促進させるに当たり、Handmaids of the Sacred Heart of Jesusにとって有益なものになると信じています。

The Handmaids of the Sacred Heart of Jesusは国際カトリック修道会によりスペイン、マドリッドに設立され、その歴史は100年以上になります。Benignoが所属している支部の信徒は首都DiliとBazarette (Benignoが現在活動している山岳民族が居住している地区)を拠点としています。Handmaidsは当初宗教を基本とした活動をおこなっていましたが、持続可能な発展、教育や人権に関する援助など、非宗教的な奉仕も行っています。農業がこれらすべての分野と深く結びついているため、東ティモールに住む大多数の信徒は有機農業の促進と普及に尽力しています。