理事長からのご挨拶

Hoshino Sensei
星野 正興 理事長

「平和の拠点に」

 この度、故大津前理事長の遺志により、理事長に選任されました。全く考えてもいなかったことで、驚きとともに畏れさえ感じます。

 幸い、優れた職員たち、また知識豊かな役員たち(理事・評議員)に囲まれての理事長ですから、大きな心配は要りません。ただ、皆の足を引っ張らぬように、この職務を果していくだけです。祈りをもってこのつとめを果して参りたいと思っています。あくまで謙遜に、尊い使命を持つアジア学院に仕えていく覚悟です。

 アジア学院は初期の時代からの合い言葉が三つあります。一つ目は「つぐない」ということです。私たちの過去の戦争の過ちをつぐなう思いを忘れずに進みたいと思います。二つ目は「共に生きる」ということです。世界の人々が共に生きてこそ真の共同体が築かれます。三つ目は「神を愛し、人を愛し、土を愛する」ということです。それを教育の中でしっかりと生かしていきます。この三つを大切にしてこそ世界の平和が実現していくことになると思います。アジア学院をアジア・アフリカに、そして世界に平和を作り出していく一つの小さな拠点にしていきたいと願っています。

 たとえ小さな拠点でも,それが拠点であり続ければ,それは大きなうねりとなり,やがては世界に多くの「平和の拠点」が出来ていくでしょう。幸い,アジア学院には多くの卒業生が各地で働いています。彼らはアジア,アフリカの地に平和の種を播いています。これからもアジア学院は平和の拠点作りのため働き人を世界に送り出すことでしょう。

 しかし,この崇高な理念とは裏腹に、アジア学院は経済的に充足しているとは言えません。大切な責任を果たそうと、懸命に努力している職員の待遇が万全ではありません。取り敢えずは,職員の待遇改善を図りたいと思っています。そして,職員たちの力が充分に発揮出来るように、皆さんのご支援が更に求められることを願わずにはおれません。皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

学校法人アジア学院
理事長 星野 正興

2017年8月