卒業生の活動

アジア学院卒業生200人の活動を追った本ができました!

アジア学院はこれまで、56ヵ国からやって来た1245の学生に研修を行ってきました。

研修方針は食べ物の重要性を強調し、持続可能な農業を通した共同体開発を促進しますが、すべての卒業生が主に農業に関わっている訳ではありません。彼らの活動は、女性の権利、子供教育、マイクロファイナンス、健康管理、災害援助、難民や移民、戦争被害者のカウンセリング、平和活動、先住民の土地権利、森林再生、核軍縮等の分野に幅広く及びます。

卒業生たちはそれぞれの国や地域で同窓会を開催しています。主な活動として、1年に1度会合を開きそれぞれの活動報告や情報交換を行っています。また専門家を招き有機農業や農村開発に関する勉強会を行ったり、地域の農家や団体への見学訪問を企画することもあります。このように卒業生はつながりを強化し、互いに協力してプロジェクトや研修事業を行ったり、農産物の販売網を広げたりしています。
草の根で農村の人たちと働く彼らは、さまざまな困難に直面します。より良い世界の実現のために加え、一人ひとりがそれぞれのコミュニティで変化をもたらす役割を果たしています。それは場合によって挑戦が多く報いの少ないものです。しかし仲間に会い、成功や失敗の体験を分かち合うことで、「アジア学院精神」を再確認することができ、お互いを勇気づけることができます。

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卒業生地図

卒業生のコメント

2007年に、実践学習のためのSAPセンターというNGOを立ち上げました。大きな成果は灌漑用の水を引いたことです。また、ダリット(カースト制の底辺に位置づけられる人々)の女性と小規模農家の支援を始めました。以前は化学肥料を使うことが多かったのですが、今は有機農業に変わっています。人々は少しずつ有機農業に興味を持ちはじめ、その大切さを理解するようになりましたが、今までの考え方を変えるのは難しいです。能力開発、季節に応じた収入創出、キノコや野菜栽培、薬草や野菜の加工、手工芸品制作、自助グループの育成等の活動をしています。2009年には、SAPセンターのスタッフであるニル・マヤがアジア学院で研修を受けたので、アジア学院の精神と経験を分かち合える仲間ができました。
ネパール、ティル・クマリ・プン、2004年卒 

2008年12月まで、持続的に紛争解決をしていくことを目的としたプロジェクトに関わっていました。この国にふたたび平和を!それがゴールです。この地域の全ての宗教指導者の協力を得て、仏教、イスラム教、キリスト教(カトリック)、ヒンズー教につらなる何百人もの青年男女が参加する大掛かりなものでした。現在また別の新しいプログラムを進めていて、「平和教育」の普及に力を入れているところです。幾つかの開発財団が支援してくれています。
スリランカ、スマナナンダ・テロ、1998年卒

私の所属する団体(MGVS)では持続可能な農業を推し進めています。お米、ネギ、ゴボウ、大豆など日本野菜の栽培にも成功し、大都市デリーで販売しています。こちらでも人気ができたみそや豆腐、醤油などの加工品も手がけていて、全て女性による有機協同組合がこれらの活動を担っています。近くにある学校から「学校として有機農園を始めたいので、指導して欲しい」と声をかけられています。学生や近所の人たちに分かる形でこのプロジェクトを進めていくつもりです。
インド、スレンダー・シン、1989年卒