インドにおける「JICA草の根技術協力(パートナー型)」としての事業
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2004年7月より、JICAの支援を得て、インドのアラハバードを中心に、ムスリー、オリッサにおいて「持続可能な環境保全型複合農業の普及システムの構築と草の根パイロット事業プロジェクト」を実施しています。 このため、同年4月より三浦照男プロジェクトマネージャーおよび2002年度卒業生、2003年度研究科生の川口景子をアラハバードに派遣し、すでに30年以上アラハバード農業大学継続学部(CCNFE)で農村指導者養成を行ってきたアジア学院の元職員・牧野一穂、同学部の教員をしている学院卒業生ミシュラ氏と共に、プロジェクトの実施を始めました。 アジア学院が過去三十年あまりにわたって行ってきた農村指導者養成の事業において輩出した一千人を超える卒業生の中で、インドから西那須野に招かれて研修を受けた者は、国別では最高の二百名にのぼります。
このプロジェクトの最大の特徴は、アジア学院が過去三十年以上かけて行ってきた数をはるかに上回る農村指導者養成を、日本まで招くことなしに、インドの気候、風土の中で三年間のうちに行うことができ、さらに、アラハバード、ムスリー、オリッサに開設されるモデル農場において、その後も、継続的にそれぞれの地域の小規模農民のための持続的な有畜複合型有機農業の普及、訓練を行うことができるということから、多大な波及効果が期待される点です。
インドは国土の大きさと共に人口も多く、特に飢えに直面している人口を多く抱えているため、飢えの問題の解決が大きな課題です。 アラハバードは、インドの東北よりの地域で、大河ガンジスとヤムナー河が合流する地点にあります。アラハバード農業大学の継続教育学部では、過去三十年以上にわたってインドの北限地域である、ミゾラム、ナガランド、マニプールなどの農村開発に携わる農村指導者の養成を行ってきましたが、2004年度を含めて三年間に及ぶこのプロジェクトは、アラハバードを中心に、ムスリー、オリッサにも拠点を設けることにより、インドの辺境の地における貧困と飢えの問題がそれぞれの地域の農村リーダーたちと住民自身によって、自立的に解決への道を拓くことにつながることが期待されています。 |
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