学び舎の創設

 

わたしは典型的なモンゴル型日本人である。

 

お仲間が大勢いる。男性も女性もである。つまり、頭でっかち尻つぼみ、胴長短足。アメリカ留学の際には、間尺に合うシャツを買うのに苦労したものである。人並みに太い首に合うシャツは、やたらに袖が長い。ズボンは裾が長い。それも30センチぐらいは長いのである。海外にお出かけの方々は、英語の勉強よりむしろ自分の衣類を日本で揃えるようお薦めする。Tシャツにいたるまで、そうである。


分厚い胸、何世紀にもわたって野菜を食べて生きてきた堂々たる日本人の胴体。卑下することはない。将来、地を這うような日本人の動き方を、世界中が注目するかも知れない。じいさん、ばあさんが集まるケア・センターでは一目瞭然である。


さて、なぜ、またどういう経路で、日本人はモンゴル型の民族になったか?


答えは簡単ではない。2万数千年前人類の祖先という黒人が、サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に出現した。わたしはあの人類最初の黒人に憧れる。長身、長脚、一面に拡がるサバンナを敏捷に駆け回って狩猟をする。


あの黒人の末裔であるわたしが、いまここに生きている。

そして、この際限のないロマンをたのしんでいる。

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