ボランティアの感想

 近藤亮一さん

国内プログラム
2015年・当時28歳
日本

私は4年間の社会人生活を経て、1年間の長期ボランティアとして2015年4月にアジア学院に来ました。
きっかけは大学生のとき、アジア学院の元職員、元ボランティア、元学生(卒業生)に出会ったことでした。
アメリカ人、日本人、インド人、と生まれた国、年齢や育ってきた環境も全く異なる3人でしたが、
彼らから共通した不思議な魅力を感じました。言動や振る舞い方、モノゴトに対する価値観など、
どれも口では上手く表現できないものばかりですが、なぜか私はとても惹かれていました。
それから、大学を卒業して就職をしました。しばらく経った後、これから自分はどんな人生を送りたいのかを
考えたときにアジア学院のことを思い出し、1年近く悩んだ末に、これが一番良い選択だと思い退職を決めました。
今、アジア学院にいて、当時感じていた彼らの魅力の片鱗を、様々な場面で感じることがあります。
そして、それらはすべて、アジア学院のモットーである“共にいきるために”という言葉に集約されているのだと気付きました。
社会で苦しむ人のために尽くす。コミュニティの中で他人と生きる。生きる上で大切な食べ物を自分たちの手でつくる。
ここでの生活を通じて学ぶことは単なる知識や技術ではなく、一人の人間としての生き方そのものなのだと私は思います。
私がアジア学院に滞在するのは1年間で、ここの学生でもありません。それでも、ここでの生活すべてを通じて学んだ
アジア学院の想いや哲学を大切にし実践していける、そんな存在に私もなっていけたらと願っています。


平野慎吾さん

農場
2015年・当時24歳
日本

私は国際協力を学ぶためにアジア学院に来ました。
ここでは農業を体験できるだけでなく、
宗教観の違いや、共同生活の中で文化の違いを学ぶこともできます。
また言葉が通じなくても、伝えようとすることで自然とコミュニュケーション能力も付くようになりました。ここでの生活は国際協力を目指したい人にとって、必ず大きな力になると思います。世界に挑戦しようと思っている人がいたら、是非アジア学院に来てみてください!


三須朋美さん

農場
2015年・当時22歳
日本

ARIはつながりを感じるところです。それは人と人との間だけでなく、人と動物や人と植物など私たちの周りにある環境とのつながりです。異なる文化を持つ人々との共同生活や、農作業や家畜の世話などの日々の活動を通してこそ、感じられるものがあります。


荻野早奈美さん

コミュニティライフ&セールス
2015年・当時21歳
日本

アジア学院でのボランティアはなにを求めてくるかによって人それぞれ違ったものを吸収できる時間だと思います。国際理解なら学生にインタビューを、英語ならコミュニケーションを、農業ならファームセクションといったように興味の向くままに行動して学べる場です。
learning by doing!!

 

フラウケ・ギアさん

学生募集
2010年〜2011年・当時20歳

ドイツ

「高校卒業後、すぐに大学に進学する代わりに自分の国では経験できないこと、何か新しいことをしてみたかったい、とずっと思っていましたが、ある日、ドイツ人元ボランティアのブログでアジア学院のこと知り、『ここが私の探していた場所!』と直感しました(この希望が叶ったことは、今でも夢みたいです)。
アジア学院ではみんなで一生懸命働いて、その仕事の成果をみんなで分かち合い、誰に対してもオープンで笑顔がたえない食事や団らんの時がある。生活の全てが、本当に楽しかった。すぐに「ここは home(私の帰る場所)だ」と感じずにはいられない、今まで行ったことのあるどんな場所とも違う場所でした。
それから、自然を身近に感じられたことも良い経験になりました。私たちが植えて収穫したものを食べ、家畜の世話をして、田んぼで田植えをして、頭の上をトンボが横切って。精神的な平和を感じることができました。
また、世界でどんなことが起こっているか、意識するようになりました。学生たちが生まれ育った国のニュースを見聞きする時、その友達のことを思い出します。世界は小さいと感じる一方で、このアジア学院というコミュニティの存在はやっぱり大きいと思います。
でも最も大事な気付きといえば、食べ物と食べること、を、さまざまな視点から考えるようになったことです。少なくともボランティアをする以前より意識が高くなった気がする。これはどこから来た食べ物か?誰が関わり、どうやって育ったか?ということを考える。この食べ物に注がれた労力に感謝し、食事をする。農薬がかかった野菜、不当な商取引を助長するような食べ物はできるだけ買わないようにする。
余談ですが、震災直後、家族も友達もみんな反対したのに、すぐに日本に戻ったのはどうして?という質問をよく受けました。そのこたえは、地震を経験して、こうしてARIや日本とより強くつながっていることを感じさせてくれたみんながいたから、ということかしら。ただ、帰ってきたい、ということではなくて、ボランティアが本当に必要な時期で、仕事を続けたいと思うことそれ自体には何も疑問はなかった。本当に人手を必要としていた当時にあって、これは、アジア学院と私自身にとってもっとも理にかなったことだったんです。
帰国した現在はドイツ移住を希望する難民支援団体save-meという組織で、ボランティア活動に携わっています。亡命の際、離れ離れになってしまった家族の再会に焦点をあてています。難民の人たちがどれだけ大変な苦境にあるか、市民の意識を高めるため、寄付を募り、チャリティーコンサートや映画上映会を企画しています。
今後もボランティアは続けるつもりですが、アジア学院でのボランティア活動を通して得た経験は、一生忘れない、大切な思い出です。」

鎌田幸子さん

給食
2010年〜2011年・ 当時66歳

日本

「私は、普段より障がい者施設、終末医療を提供する病院などで花だんの手入れなどしたり、小規模施設で食事つくり等のボランティアをしていました。
知人の紹介でアジア学院を知り、また高見先生の著書”土とともに生きる”を読んで設立の理念に共感し、是非行ってみたいと思い、長期ボランティアとして関わることを決意しました。
滞在中、最も楽しかったことは、いろいろな国の人との出会いです。また、日本の一般社会とは全然違う世界、なんといっても自由な雰囲気の中で生活できたことは、本当にすばらしい経験になりました。一つの価値観にとらわれることがなくなり、世界を身近に感じるようになりました。また、子供のころに見た日本が失った「農」の生活がアジア学院にあります。それは失われつつある自然に根ざした農業、たとえば動物を飼って、その肥やしを使い、耕すことであり、そのすべてはここで教えていることなのです。滞在中にこの世界観を知り、また3.11を経て、日本が変えるべきことは、「土とともに生きる」ことを見直すことだと考えています。これは、復興、そして平和と自然を愛する世界につながっていくのではないでしょうか。
創立以来約40年、経営的にも常に厳しい状況にありながら現在も存続していることに「神様の御手の不思議さ」を覚えました。震災後、世界中から支援が届いたことに、アジア学院がこれまで培ってきたものの集大成を見せられた思いで、あらためて感謝の気持ちを抱かずにはおれませんでした。
みなさんも一度アジア学院に来てみてはどうでしょう。ボランティア活動に携わることは人生を楽しむこと、そして幸せなこと。世界を知るきっかけでもありますよ!!」

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